●携帯電話の購入時期:1年以内は半数弱。使用期間はやや伸びる?
現在使用している携帯電話の購入時期は、「3ヶ月以内(11.3%)」、「〜半年以内(12.9%)」、「〜1年以内(22.7%)」が合わせて半数弱の46.9%となり、さらに「〜2年以内」までを合わせて8割弱の77.7%に達した。前回(2005年2月)の調査結果では、「〜1年以内」までの合計は半数を超える54.2%、「〜2年以内」までの合計は8割を超える83.1%であり、2年以上同じ携帯電話を使用している率は前回の15.0%と比べて今回20.5%に増えている。これらの数値は、今回の調査時点では、前回の調査時点よりも同じ携帯電話を比較的長く使用している回答者の率が増えたことを意味するものだ。別の設問で、現在使用しているものより一つ前の携帯電話の使用期間を調べたところ、比較対象となる前回調査のデータはないが、結果は2年未満が41.5%、2年以上が50.6%となった。
一つ前の携帯電話の使用期間

●買い換えた理由:バッテリー理由が増加。それ以外は減少
一つ前に使用していた携帯電話を現在使用しているものに買い換えた理由を前回調査(2005年2月)と比較すると、選択肢のなかで最も率の高い「バッテリーの持ちが悪くなった」だけが前回よりも増加し、20.0%から28.9%となった。「機能・性能が見劣り」や「使いたい機能・サービス」、「魅力的なデザイン」のような端末寿命以外の理由を選ぶ率は軒並み減少し、代わりにほとんど端末寿命を意味する「バッテリーの持ち」だけが増加したことになる。この変化の解釈の一つとして、前回調査の2005年2月からこれまでの間に、思わず買い換え心をかきたてられるような新しい機能や性能、サービス、デザインなどを備えた携帯電話があまり登場しなかったためと捉えることも可能だろう。あるいは、消費者にとって携帯電話が機能や性能、サービス、デザインなどを理由に手持ち端末の寿命とかかわりなく買い換えるようなアイテムではなくなったとも言えるかもしれない。
一つ前の携帯電話を買い換えた理由:前回との比較

●番号ポータビリティ:認知は1年半で大幅向上。84%が「名前も内容も知っている」
番号ポータビリティ制度開始の約2ヶ月前に実施したこの調査では、番号ポータビリティ制度について「名前も内容も知っている」が回答者の84.1%を占めた。前回調査では、「名前も内容も知っている」が半数に届かず(45.3%)、ほぼ4人に1人(25.3%)が「名前も内容もよく知らない」という状態であり、この1年半の間に認知が大幅にアップしたことがわかった。性別と年齢層で認知状況を見ると、男女とも10代の回答者の認知はやや低いが、それより上の年齢層では男女ともほぼ8割以上が「名前も内容も知っている」と答えている。
番号ポータビリティ制度の認知:前回との比較

●キャリア変更意向は低下。半数強が「変更する気なし」
番号ポータビリティ制度の開始を前提としてのキャリア変更意向を質問すると、「ぜひ変更したい」が2.9%、「(端末の)買い換え時に変更を検討する」が32.7%となり、両方を合わせた“変更意向率”は35.6%だった。前回は「ぜひ変更したい(10.3%)」と「買い換え時に変更を検討する(52.4%)」は合わせて6割(62.7%)に達しており、制度の開始が近づき、内容の理解が進むにつれて、現実的な判断が下されるようになった様子がうかがえる。現在契約しているキャリア別に変更意向は、サンプル数の少ないツーカー契約者を除くと、ボーダフォン契約者の変更意向率が47.5%で、他の2社をかなり上回る。「変更する気はない」の率はauが最も高い(67.3%)。性別、年齢層を組み合わせたグループでは、30代女性(38.6%)、30代男性(38.4%)、20代男性(37.3%)、40代男性(37.3%)の変更意向率がやや高い。
番号ポータビリティ開始後のキャリア変更意向:前回との比較

●次回の携帯電話買い換え:意向あり64%。3ヶ月以内に多いau希望
次回の携帯電話の買い換え意向について、回答者の21.3%が「近いうちに買い換えたい」、43.3%が「時期は未定だが買い換えたい」と答え、これら64.6%の“買い換え意向者”に予定時期をたずねると、約6割(59.5%)が1年以内の買い換えを予定していた。1年以内の買い換え意向者の次回希望キャリアを、買い換え意向の有無にかかわりなく回答者全員が答えた回答分布と比べると、予定時期が「3ヶ月以内」のグループではauの次回希望率が38.1%と目立って高いことがわかる。
次回の携帯電話買い換え意向と時期
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